製作の流れ
■ 検査治具とは
製品の製作にあたり精度の検査を行うための機器(システム)です。より優れた製品を完成させるためには欠かすことのできない工程で、製品の価値の向上に非常に大切なものです。
志鎌機型製作所で設計・製作している自動車内装用検査治具は、利用してくださるお客様に大きな信頼をいただき、高い評価を得ております。
@仕様打ち合わせ
お客様のニーズにお応えする為、作製仕様や使用材料等について念入りにお打ち合わせをさせて頂きお客様のご要望に添える形の物を作れるように致します。
ACADモデリング
お客様より3D DATAを頂き最新のCADソフトを使用し形にして行きます。この段階で打ち合わせでは見えなかった部分等は弊社から提案させていただきお客様の使いやすい形にして行きモデリングで出来上がったものをお客様に確認していただき了承を得てから素材作りスタートになります。
B素材製作
お打ち合わせで指示を頂いたお客様のご要望に沿った材料を使い組み立てて行きます。樹脂材には色々なものがあり硬質なものから軟質なものまであります。使用用途に沿った物を選びます。
CCAM
最新のCAMソフトを使い細部まで正確に形に出来るよう念入りにカッターパスを作成致します。
Dマシニング加工
出来上がった素材とカッターパスでマシニング加工を始めます。削るものによって刃物も変わります。細心の注意を図って仕上げます。
E仕上げ加工
削りあがったものにそれぞれのパーツや金具類を取付、人間の手による仕上げ加工です。これは何年もこの業界で学んだ職人にしか出来ない事です。
E検査
3次元測定器を使用し細部まで測定いたします。弊社の精度はオール±0.1を目標に作成しております。測定後は検査DATAを検査成績表にまとめてお客様にお渡しいたします。